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安愚楽牧場問題について 柴山議員国会答弁(2012.02.21衆院予算委員会)

先日の柴山議員の国会答弁を、被害者の方から投稿していただきました。
2012年02月21日 衆院予算委員会での柴山議員の答弁です。
みなさん、ありがとうございます。

私も、もう一度聴いてみて少し手を加えました。
お気づきの点がありましたら ご指摘下さい。

柴山昌彦さんの
「2010年春、口蹄疫の発生で・・・」と続くあたりの口調には聴き入ってしまいました。

あと、たしかに 自見金融大臣の答弁なのですが・・・私も聞き取れませんでした。
私はジミという名前の人が世にいることさえ知らなかったのですから・・・。

安愚楽牧場のことがあってから、だいぶんかしこぅなったカンジがするわ。

では、ご覧下さい。

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先日の柴山大臣の国会答弁がとても元気のでる内容でした。
いずれ、議事録がでると思いますが時間がかかりそうなので投稿させていただきました。まとめてしまってる点もありますので完全ではありません。ご確認いただけましたらと思います。

柴山議員国会答弁

柴山議員:(以下:柴)松原国家公安委員長に伺います。いわゆる和牛オーナー商法で急成長しながら、先般破たんした安愚楽牧場の問題です。負債総額4300億円超、被害投資家は73000人という戦後最大規模の消費者事件といわれています。差支えない範囲で結構ですので現在この問題について消費被害事件消費者被害事件としてどのような刑事手続きの状況なのかご説明ください。

松原国家公安委員:(以下:松)安愚楽牧場の経営破たんの問題については多数の関係者を巻き込む大きな社会問題となっています。お尋ねの事案については関係する警察の都道府県において相談をうけていると承知しています。国家公安委員長として個別の事案に対する言及することは差し控えますが警察は刑事事件としてとりあげるべきものがあれば法と証拠に基づき適切に対処し捜査するものと承知をしております。
要件の揃った告発等はこれを速やかに受理すると承知しておりますほか告発等の動きに関わらず犯罪等の疑いがあるときは捜査を行うものと承知を致しております。

 資料1提示(契約のしくみの図)

柴:オーナー(投資家)は、繁殖牛の持ち分を購入し、まとまった牛を安愚楽牧場に飼養委託する。購入代金と委託費を払う。法律的には安愚楽牧場に買った牛を預託するという仕組みになっているので、所有権は投資家である。繁殖牛が、子牛を次々と産む。産んだ子牛を安愚楽牧場が買い取り、代金を配当として配当を渡す。次々と産まれ、安定した配当を迎える。この子牛を安愚楽牧場は一定の期間で買い取り、投下資本を回収するということで契約終了。一見確かにオーナーが損する事はありえないようですが実はとんでもないことが起きていました。松原委員長、消費者担当大臣になられた訳ですけれども、民主党に政権交代し松原大臣までに8人大臣がかわっています。この間消費者庁が安愚楽牧場に対してやるべきことをしていたか。松原大臣は前任からこの問題を引き継ぎましたか。

松:安愚楽牧場の問題は大きな問題としています。消費者庁としては、当然この問題を引き継いでいます。

柴:民主党が発足した後、消費者庁が安愚楽に対して事業について報告を求めたりなんらかの捜査を求めたのはいつ。

松:安愚楽牧場の倒産が報道されてから消費者が必要とする情報が的確に提供されるよう、事業者の代理人弁護士等にヒアリングをしました。
去年8月2日以降12月12日まで、6回に渡って確認した情報を全国の消費者センター等に情報提供はしていました。

柴:消費者庁が安愚楽牧場に対し報告を求めたり、なんらかの調査をしたのはいつですか?

松:約10人の職員が1か月、オス牛メス牛の数など現地調査して、そして11月30日に措置命令を行っていますから当然その1か月半くらい前ではなかろうかと思います。

 資料2提示(※牛の数)

柴:景品表示法違反。すなわち一般の消費者に対して実際のサービスより著しく優良であることを示して勧誘を行っていたという判断が11月30日に示されたんですけども、その根拠となったのがお手元の資料です。オーナーから実際に募集した共有持ち分の繁殖牛に対して現実に飼養されている繁殖牛が、平成22年度では66、9%、平成18年度は55、9%です。オーナーの牛の持ち分が現実の繁殖牛に比して明らかに過大であります。子を産む繁殖牛の投資ですから、子牛のメスですとか食肉用に売却する肥育牛までは繁殖牛にカウントすることは許されないはずです。
ただ、この3年間、平成20年度以降、子牛メスや肥育牛のメスを足したものと繁殖牛を足したものがなんとなくオーナーの共有持ち分の数字の合計に近い数字になっているということが見てとれます。しかしそれも平成19年や平成18年については、かなりオーナー持ち分から乖離してしまっている。このような実態よりはるかに多い持ち分の勧誘ではとても配当なり元本返還が回っていかないことは明らかであり、にも関わらず安愚楽牧場は勧誘を続けたわけです。
調査は本当に昨年11月30日に措置命令が出された景品表示法違反についてのものだけで良かったのでしょうか?
その前、2010年春、口蹄疫の発生で宮崎県内の安愚楽の牛、約15,000頭が殺処分され実際の牛がオーナーの持ち分を大きく割り込み続けることが確実とみられる状況であった時も、消費者庁は安愚楽牧場に実態と異なる勧誘や正確な財産状況を記した書類の不備がある場合にできる預託法上の立ち入り調査をしなかったということでよろしいですね? 

松:口蹄疫発生後の状況の中でという議論は真摯に受け止めようと思っております。この段階で報告を受け調査をしていれば被害拡大を防げたかどうかは確たることはもうしあげられないとこの場では申し上げますが、平成21年7月の農水省への報告や平成22年夏の消費者庁への報告予定資料にはオーナー所有の牛の頭数についてその総数しか記載されていないわけでありまして、その内訳、繁殖牛、肥育牛の頭数を明らかにするように求めるべきだったという認識をもっております。

柴:当時の山岡大臣の答弁によりますと、口蹄疫が発生した直後の2010年7月に、わざわざ安愚楽牧場から消費者庁に対して定期報告を致しますと持ちかけた際、消費者庁側はどういう対応されましたか?

松:平成22年夏、安愚楽より担当課に対し預託法遵守の状況について報告したいという連絡がありました。担当課は平成21年7月の安愚楽から農水省の報告により農水省が平成21年1月の立ち入り検査をふまえ安愚楽に指摘した財産状況に関する書類における記載の不備が改善されていたこと、平成22年夏の時点でパイオネット上には安愚楽牧場の預託法違反をうかがわせる苦情相談がなかったことから安愚楽に対し、必要と判断した場合には話を聞くと伝え結果として報告を受けなかった事実がございます。消費者庁は安愚楽から報告を聞いておくべきだったと、去年夏に長官が担当審議官及び担当課長に厳重に注意した、との報告を受けておりますが安愚楽から報告を受けることを怠ったことについては担当大臣として極めて遺憾であるという認識です。

柴:そうなんです。具体的なことを聞く場合にはこちらからお問い合わせしますと消費者庁がいって放置してしまったんですね。
せっかく検査結果を報告しようとしたものの、そのままになってしまったということなんです。しかし消費者庁の設立前に預託法上の監督をしていた農水省から安愚楽への立ち入り検査の状況やフォローアップが必要であることを今ちらっと松原大臣が仰ってましたが消費者庁は引き継いでいたんじゃないんですか?
具体的に消費者庁は農水省からどのようなことを引き継いだんですか?

松:その段階で消費者庁が農水省から引き継いだ内容は承知しておりませんが、流れから考えて当然農水省の立ち入り検査によって、この段階はいわゆる牛の頭数のみであって案件としてはいわゆる引当金とか、この手の財産状況についての預託法の報告だったというふうに思います。そういったものの報告を引き継いでいたのだとおそらく思います。
引き継ぎ事項確認書というものがございました。その当時の農林水産大臣の石破先生あてに今申し上げましたように、個別財務諸表であるにも関わらず債務超過状態にある子会社等に対する貸付金や売掛金等に関わる貸倒引当金に計上していなかった。給与規定において賞与の規定があり毎年、賞与を支給し支給時に毎年、費用処理をしている毎期賞与の規定が見込まれるにも関わらず賞与引当金の計上をしていなかった。退職金規定が定められており、かつ退職金を支給している事実また担当数の従業員を雇用しているにも関わらず退職金給付の引当金として計上していなかった。
とうとうの指摘があってそれが改善されたという報告を受けている。

柴:ところが、その時に指摘された例えば中期計画の策定あるいは大会社になる時に必要な公認会計士の関与、これについての報告はなかったわけです。これは当時、石破農水大臣が預託法に基づき、つぶさに安愚楽に立ち入りをし頭数はともかく今申し上げたような財産上あるいはガバナンス上の様々な問題点がありそれをきちんと消費者庁に引き継いだのではないですか

鹿野農林水産大臣:安愚楽に対しての農水省の対応は平成21年1月に立ち入り検査を終え同年3月には調査をもとに財務諸表等を適正に作成しかつその結果を定期的に報告するよう指示をし同年7月に第1回目の現状報告を受けた。と承知しております。

柴:今後も定期的に安愚楽に対して所管官庁に報告するようにと石破大臣の下の農水省が指示をしていたわけです。にもかかわらず、それに基づいて報告をしてきた安愚楽を、必要があったらまた聞きますよ、と門前払いし挙句の果てには1回も報告を受けていない。景品表示法違反の調査があるまでこのようなことをやっていない。

民主党が政権をとった後の消費者庁は必要な調査をしないで国民生活センターとの統合問題ばかりに力を注ぎ、その結果安愚楽は業務改善することもなく経営破たんに向かっていったのです。この間の消費者庁長官の責任は重い。松原大臣、消費者庁のトップとして被害者に謝罪するべきです。

:事の経緯は今の質疑を通して明らかになった。この件は極めて遺憾。申し訳ないと思っています。

柴:申し訳ないという言葉をいただきました。戦後最大の消費者被害事案であるこの安愚楽問題、第2番目といわれる豊田商事問題、これらはいずれも現物投資を内容とする契約でこれを規制する預託法がもっと適切に機能するように法改正するべきではないかということが問題になると思うのですね。例えば投資家保護の為に金融商品取引法で定められた規制を預託法に導入できないでしょうか。

松:安愚楽に関しては預託オーナーの頭数及び内訳、繁殖牛、肥育牛などが開示されていなかったこと。安愚楽が契約者に対して預託契約期間終了後に返還することを約した金額の総額が開示されていなかったという問題が指摘されており、今後、法律の規定を含め制度面、運用面の見直し検討するともに消費者庁に対し緊張感を持って法令の運用にあたるよう指導したい。意味するところは、人員の問題もあるので議論が必要です。現実には報告があったときにチェックする体制、10人が入って1か月かかったというのが・・・人員不足、再発防止のため検討したい。

柴:人員問題だけでは解決できないと思います。事前登録制度を設けるとか、最低資本金を制定するとか今回のように「必ず儲かります、損はしません。」というような損失補てん、これを禁ずるということは金融商品取引法の中では明定されてるわけです。金融庁として様々な消費者保護の規定がある金融商品取引法の窓口を広げてこれらの契約を規定できないのですか。消費者は法律上は牛の持ち分を預けているのですが実際には一切牛は見ていない、実質的に金銭出資と同じ、しかも実際の牛の相場より高い値段で安愚楽が投資家をあつめていることは商品に投資性があると判断できるのではないでしょうか。

ここから自見金融大臣の答弁なのですが・・・聞き取れませんでした。

2012-03-01(22:25) : だれかさん URL : 編集

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※牛の数 についてはいづれ別の記事に載せたいと思っています

(私の以前の関連記事)
衆院予算委員会で松原消費者担当相が柴山委員(自民)の質問に答える(2012年02月21日)
安愚楽問題のマルチみかんにおける傾向と対策
(投稿していただいたコメントのある記事)
湯浅商事株式会社とYS商事(敷島ファーム)の関係

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追記(2012.03.04 21:55)

もう スゴすぎます。
この柴山議員の国会答弁を書き起こしたブログを紹介していただきました。
しかも 顔写真や動画付きです。
世の中には ホントかっこいい人がいるものなんですね。
ありがとうございます。

「 騙される奴が悪いのか?国会中継はバラエティより面白い 」 より
【国会書き起こし】
H24.02.21 衆院予算委 柴山昌彦(自) 後編 ~ 農水省も消費者庁も何やってんだ ~
http://babisano.blog114.fc2.com/blog-entry-273.html

※牛の数 について記事追加しました
柴山議員答弁における牛の数 (衆議院予算委員会2月21日)
関連記事

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No title

下記HPにも顔写真入りで議事録が掲載されてます。

http://babisano.blog114.fc2.com/blog-entry-273.html

東京出稼ぎ大阪人さま 教えていただきありがとうございます。
こんなHPがあったんですね。感激です。
記事追加しました。
これからもよろしくお願いします。

真偽の程はわかりませんが、こんなコメントがmoveさんのところにありました。
私も柴山議員さんに期待しています。
今後もよろしくお願いします。

http://move2600.blog96.fc2.com/blog-entry-2613.html
・・・・・・・・・・
広告塔の海○○さん所属の民○党議員に訴えてみたが、安愚楽に関しては触れないようにお達しがでているらしい。

民○党の古参議員には期待していなかったが、新人議員には期待していたので残念。

今後は、柴山議員を応援することにする。


2012-03-07(16:35) : 空欄さん URL : 編集

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プロフィール

roko1107

Author:roko1107
安愚楽牧場にひっかかった者です
あれから人生変わりました
あくまで私個人の日記です
あくな人はイヤよん (^o^)

❤記事にイチャモンのある方へ❤
公開コメントで書いてきてネ^^
間違ってたら訂正するyo^^
削除依頼は運営会社を通してくれたら対応するお^^

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