小保方晴子さん「STAP細胞の作成法を近い将来公開」 3分でわかる経緯まとめ【4月15日版】/指導役、笹井芳樹氏が16日会見(ハフィントンポスト日本版 2014年4月15日)

ハフィントンポスト日本版というのを最近知りました
本日のニュースです

3分でわかる経緯まとめ というので、わかりやすいと思います

画像などはそちらへ飛んでみてくださいm(__)m


The Huffington Post
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/15/stap-matome-0415_n_5150078.html?utm_hp_ref=japan
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小保方晴子さん「STAP細胞の作成法を近い将来公開」 3分でわかる経緯まとめ【4月15日版】

The Huffington Post | 投稿日: 2014年04月15日 11時39分 JST

STAP細胞の論文をめぐる問題で4月14日、理化学研究所の小保方晴子さんが弁護団を通じてコメントを発表した

9日に行った会見の補足をするもので、200回以上STAP細胞を作成したことを改めて強調したが、作成法については明かさず、「言葉では伝えにくいコツ等がわかりやすいように、映像や画像等を盛り込んだプロトコールとして出来るだけ近い将来に公開していくことに努力していきたいと考えております」とするにとどまった。

この問題の経緯を振り返った。

小保方晴子さん記者会見画像集(2014年4月9日・大阪)

■そもそもSTAP細胞とは

STAP細胞は、どんな組織にでも変化できる機能を持った多能性細胞の一種で、臓器や筋肉に変化することから、医療への応用が期待された。同じ多能性細胞のiPS細胞やES細胞と比べて作り方が圧倒的に簡単で、刺激を与えるだけでできるとされていた。

哺乳類(ほにゅうるい)の体細胞に外部から刺激を与えるだけで、未分化で多能性を有するSTAP細胞に変化するというもの。これまで発見されたES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)といった多能性細胞と比較して作製法が格段に容易であり、またこれらの細胞にはない胎盤への分化能をも有することで、今後、再生医療等への貢献の可能性が大きいと期待された。

(コトバンク「STAP細胞 とは」より)


■ネイチャーに提出された論文の概要

論文の要旨は大きく分けて(1)STAP細胞の作り方、(2)マウスでの実験、(3)再生医療応用のためのSTAP幹細胞の作り方、の3つからなる。

(1)のSTAP細胞の作り方では、マウスの脾臓から取り出した「T細胞」と呼ばれる細胞を弱酸性の溶液に浸した後に培養すると、1週間で多能性を持つ細胞になるとされ、これがSTAP細胞と名付けられた、というもの。

(2)のマウスでの実験では、STAP細胞に蛍光色を付けて受精卵に導入、生まれたマウスの全身の組織に蛍光の細胞が確認されたとする。

(3)のSTAP幹細胞の作り方では、(1)で作ったSTAP細胞のままでは増殖せず、再生医療へ応用できないため、増殖する能力を持つSTAP「幹」細胞を培養する方法が書かれている。

しかし、論文中の証拠となるマウスの筋肉の写真が博士論文からの転用だったこと、遺伝子の実験データに改ざんのあとがあったことなどがネットユーザーらによって指摘された。また、論文の根幹をなす、STAP細胞がT細胞からできていることを示す証拠も明らかでないことが判明し、理研は最終報告書で不正があったと認定した。しかし、小保方さんは「自己流で研究をしてしまったミス」として、悪意を否定している。


理研が最終報告で指摘した論文中の画像転用


■経緯を時系列で

1月28日 理研が記者会見でSTAP細胞について発表

1月29日 理研、プレスリリースを公開。科学誌「ネイチャー」の電子版で論文が掲載される。国内外のネットユーザーによる検証が始まる

1月31日 過熱する取材に小保方さんが自粛を求める

2月5日 論文の共同著者でハーバード大のチャールズ・バカンティ教授がSTAP細胞とされる写真を公表

この間、論文に対しての疑義が高まったほか、追試試験で失敗の報告が相次ぐ。

2月13日 「不自然な画像がある」との指摘に理研が調査を開始も「論文成果そのものはゆるがない」とコメント

2月17日 科学誌「ネイチャー」も調査を開始したと発表

2月21日 バカンティ教授が「ささいな間違い」と擁護

3月5日 理研がSTAP細胞の作り方を公表

3月10日 共同研究者でマウスの実験などを行った山梨大の若山照彦教授が「研究の根幹が揺らいだ」として論文の撤回を呼びかけ

3月14日 理研が疑惑について中間発表。小保方さん自身の博士論文からの画像転用を認める

3月14日 小保方さん、疑惑について「下書きで使った物が残っている」と弁明

3月17日 理研が外部専門家も入れた独自の調査委員会を設置し、調査を始めることを明らかにした。また、ホームページからSTAP細胞に関する記事を削除した

3月20日 バカンティ教授が小保方さんの論文を「読んでなかった」と話す

3月21日 バカンティ教授、小保方さんと違う方法のSTAP細胞作成手順を公開

3月25日 実験に使用されたマウスとは異なる遺伝子が、小保方さんが提供した細胞に含まれていることが判明

4月1日 理研が最終報告書を発表。小保方さん個人による不正行為があったと認定

4月1日 小保方さんが反論コメントを発表

4月7日 理研がSTAP細胞の作成を再現について、1年かけて検証すると発表。検証チームに小保方さんは含まず

4月7日 小保方さん、9日に会見をすると発表

4月7日 早稲田大学が小保方さんが所属した先進理工学研究科の博士論文すべてを調査。不正が見つかった場合は学位取り消しを検討すると報道される

4月8日 小保方さん、理研に不服申し立て

4月9日 小保方さんが記者会見。ミスについては謝罪も、悪意や論文の撤回は否定した。また、STAP細胞の存在についても「あります」と明言

4月9日 理研の野依良治理事長が今回の問題の背景について、「若手研究者の倫理観や研究の不足」と国会で発言

4月9日 バカンティ教授、小保方さんの会見について「コメントはない」と発言

4月10日 小保方さんの上司で、研究を指導していた理研発生・再生科学総合研究センターの副センター長 笹井芳樹氏が会見を行うことを表明。「STAPは本物の現象」とコメント

4月12日 朝日新聞が、論文中にはメスのマウスのSTAP幹細胞についてのデータが記載されているが、実際にはオスのマウス由来の幹細胞しか作っていないのでは、との疑惑を報道

4月14日 小保方さん、弁護団を通じてコメントを発表。朝日新聞の報道を否定し、実験を行った若山氏が調べていなかったマウスにメスが含まれていた、と主張。STAP細胞を作った第三者の名前や、作り方の詳細については明言を避けた


【STAP細胞関連の記事】
小保方晴子さん会見、海外メディアはどう報じた【STAP論文】
小保方晴子さんは懲戒解雇になるのか、社労士が分析してみた(榊裕葵) | シェアーズカフェ・オンライン
小保方晴子さん「STAP実験成功の第三者、理研も認識しているはず」【全文】

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続いては、同じく今日午後の新しい記事です

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小保方晴子氏の指導役、笹井芳樹氏が16日会見
The Huffington Post |
投稿日: 2014年04月15日 15時14分 JST | 更新: 2014年04月15日 15時17分 JST
 (写真)
STAP細胞の発表記者会見で握手する小保方晴子ユニットリーダー(左)と笹井芳樹副センター長(中央)、若山照彦山梨大教授(右)=2014年1月28日、神戸市中央区の理研発生・再生科学総合研究センター | 時事通信社

STAP細胞論文をめぐる問題で、理化学研究所(理研)は4月15日、論文の主要著者で小保方晴子ユニットリーダーの指導役の笹井芳樹氏(52)が16日午後に会見を開くと発表した。時事ドットコムが報じた。

理化学研究所は15日、「STAP(スタップ)細胞」論文問題で、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長が16日午後3時から東京都千代田区内で記者会見すると発表した。

(時事ドットコム「理研の笹井氏、16日会見=小保方氏上司、STAP論文問題で」より 2014/04/15 13:27)


笹井氏は、理研発生・再生学総合研究センターの副センター長で、ES細胞(胚=はい=性幹細胞)から体の組織をつくる研究の第一人者だ。理研が4月1日に発表した、調査委員会による最終報告書では、笹井氏の不正は認められなかったが、「シニアの研究者でありながら、データの正当性と正確性について自ら確認することなく論文投稿に至っており、過失とはいえその責任は重大である」とされた。

4月11日の朝日新聞デジタルの報道によると、笹井氏は朝日新聞の取材に対して「STAPはreal phenomenon(本物の現象)だと考えている」とこたえた。STAP細胞が実は別の万能細胞が混ざったものではないかという疑念があることについては「実験をやったことのない人の机上の考えだ」と反論したという。

専門家からの指摘では、STAP細胞が実は別の万能細胞(ES細胞)が混ざったものではないかという疑念が多い。

これに対し、笹井氏は「他の万能細胞を混ぜても、一つの塊にならない。実験をやったことのない人の机上の考えだ」と反論。ES細胞からつくれない組織がSTAP細胞ではつくれたことなどをあげ、「ES細胞では説明のできないことが多すぎる」「STAPが存在しないなら、私たちが再立証に力を入れることはない」と指摘した。ただ、小保方氏の会見や笹井氏とのやり取りでは、STAP細胞が存在するかどうか具体的な証拠は示されていない。

(朝日新聞デジタル『小保方氏の指導役「STAPは本物の現象」 来週会見へ』より 2014/04/11 05:43)


また、笹井氏は、小保方氏の会見を見た感想について「彼女の気持ちと考えを率直に語っていた。平素の小保方さんと同じ感じだった」とした上で、「若い研究者の芽を枯らせかねない状況になり、慚愧(ざんき)の念にたえない」と述べたという。
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関連記事

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ニコニコ生放送で、笹井芳樹副センター長による記者会見が見られるらしい^^

STAP細胞論文指導役・笹井芳樹副センター長 記者会見 生中継 (番組ID:lv176175634)
2014/04/16(水) 開場:14:50 開演:15:00

STAP細胞論文で、小保方晴子氏の執筆を指導した
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの
笹井芳樹副センター長による記者会見の模様を、生中継でお届けいたします。

笹井氏の会見は、1月末に小保方氏と共に成果を発表して以来で、
問題発覚後は初めてとなります。

【出席者】
笹井芳樹 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター副センター長
加賀屋悟 広報室長

笹井氏の会見、先ほど終わりました

司会がダメだったね

だらだらとよくしゃべる人だなあと思った

もっと質問に対して簡潔に答えたらいいのに…

話してる割に内容がなかったかも^^

ニコニコニュース 

【生中継】「STAP現象、有望ではあるが仮説として再検証する必要がある」STAP細胞問題・笹井芳樹副センター長が会見


理化学研究所調査委員会による1日の調査報告は、主に小保方氏に不正があったことを認定したほか、笹井氏についても「論文を執筆する段階で小保方氏を実質的に指導する立場にあり、正確性を自ら確認することが求められていた責任は重大」と指摘していた。笹井氏は丹羽仁史・理研プロジェクトリーダー、若山照彦・山梨大教授とともにすでに論文の撤回に同意している。

笹井氏は会見冒頭「大変多くの混乱と齟齬により、多くのご心配また疑惑を招く事態となりましたことを心からお詫び申し上げます」「このSTAP研究に期待を寄せてくださるたくさんの皆様方の信頼を損ねることになってしまったことを心からお詫び申し上げます」と陳謝した。また、理研による調査への協力の関係上、これまで寄せられた疑問に対してこれまで具体的な説明を行なわなかったことについてもお詫びの言葉を述べた。

続けて、"寄せられた疑問"を5点に整理し、順に回答。記者からの「STAP細胞を信じるか?」との質問について、「科学は宗教ではない。信じる信じない、ということではない」と科学者としての立場からの説明を繰り返した。また、「功名心は無かったか?」という質問には、「あくまでも若手の研究が世界に出て行くお手伝いをしたいという意識だった」と説明した。

さらに、STAP現象については、検証を行うと一旦決めた以上、STAP現象はあくまでも"検証すべき「仮説」"とする必要があり、また、「ES細胞の混入の可能性」といった仮説では説明できない部分があり、観察データに基づく限り、"検証する価値のある合理性の高い仮説"であると考えている、とした。

・会見時の資料(PDF)
http://www3.riken.jp/stap/j/s3document1.pdf

1.自身の研究における役割
一般に研究論文のプロジェクトには、着想や企画、実験の実施、実施された実験データの解析と図表の作成、それらをまとめて文章を書き上げる、という4つの段階があるという。

小保方氏をユニットリーダーとして迎える際、竹市雅俊センター長より「論文の仕上げ面を助け、協力するように」と言われ、笹井氏自身もSTAP現象は国際誌に早く発表するだけの科学的価値の高いものだと認識、協力を承諾したという。結果、笹井氏は論文投稿までの2年間のうち、最終段階である「論文の書き上げ」(最後の2ヶ月強)からプロジェクトに参加。一度ネイチャー誌に却下された経緯がある論文をベースに、文章の改良、そのための図表の組み合わせの再構成を担当したという。

この間、若山氏が山梨大への転出のため引っ越しで忙殺されたこともあり、若山氏の分の執筆にも協力、STAP現象の試験管内実験技術の指導も行ったという。自身はあくまでもアドバイサーとしての認識で、当時は論文の「著者」には加わっていなかったが、バカンティ教授より「著者」に加わって欲しいとの依頼があり、さらに若山氏からも「責任著者」に加わってほしいという要請を受け、最終的に"共著者"となったと説明した。

2.どうして過誤を見抜けなかったのか
「こうした問題があることは決してあってはならない。複数の問題を見抜けなかったことは慚愧の念に堪えない」ー若山氏と力を合わせ、小保方氏へ注意できなかったことも含め、責任は重大であると認識しているとした。一方で、過去の実験データにまで遡ってひとつひとつ丁寧に確認することが現実的に困難だったことも明かした。

笹井氏によると、不正の判断をうけた2つのデータについて、生データやノートを見る機会がなかったこと、図表データの整合性が高かったこと、バカンティ教授が米国にいたこと、さらに小保方氏が独立した研究室のリーダーであり、直属の部下ではなかったため、「大学院生を指導する際のように"ノートを持ってきて見せなさい"という不躾なことは難しかった」と説明した。

3.経験の浅い研究リーダーを選んだこと
同センターでは、大胆な独創性を目指した挑戦的な研究を若手から提案することを奨励、30歳前後での採用も珍しくないという。さらにそうした研究者に対してはつぶさにフォローアップを実施しているという。

2012年12中旬に行なわれた小保方氏の研究リーダー採用時の審査も、他の研究リーダーの選考と同様に、研究計画と進捗のプレゼンを検討、独創性、挑戦性、研究の準備状況を中心に評価。小保方氏のこれまでの指導者らからの推薦も参考にしたと言い、偏りは無かったとの認識を示した。

一方、当時の小保方氏は研究者としての経験も浅く、未経験な面も多いと想定されたため、最も小さなサイズのラボである「研究ユニット」を主宰してもらうことにし、論文の発表後も、笹井氏らが分担して、多面的に教育育成を行う計画を立てていたと述べた。

4.論文の撤回について
「複数の過誤や不備により論文の信頼性が損なわれた以上、真偽の判定には理研内外の予断のない再現検証が必要であるという考えを持っており、検証実験にも協力していくことが使命だ」と述べ、引き続き撤回の意思に変わりはないとした。

5.不必要な広報はなかったか
「1月のプレスリリースの際には、あくまでも基礎的なマウスの研究での発表としてリリースし、実用性を目指した段階ではないことも強調した」とした。しかし「発表が主旨から外れ、技術的な効率論としてひとり歩きしてしまい、STAP細胞の方がIPS細胞よりも効率が良い、という話に展開」したことから、京都大学IPS胞研究所の山中教授や関係者に直接お詫びをし、資料の撤回も進めたという。

■関連記事
・「STAP現象は何度も確認されている真実です」小保方晴子氏が会見 - 4月9日
・「経験が不十分であるがゆえに有するリスクに対する認識が相当に甘かったのではないか」理研・野依理事長が文部科学委員会で答弁 - 4月9日

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【STAP細胞】若山教授「共著者の一人として自責の念」 笹井氏会見にコメント(SankeiBiz)

2014.4.16 20:44

会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)【拡大】

 STAP細胞論文の共著者の一人で、取り下げを呼び掛けた若山照彦山梨大教授は16日夜、共著者の笹井芳樹氏が記者会見したことを受け、理化学研究所を通じて「共著者の一人として自責の念を覚える」と文書でコメントを発表した。
 若山教授は「残存試料や検証実験結果などについて理研と情報を共有している」とし、今後も全容解明に向けた調査に協力することを表明。「多くの方にご迷惑をお掛けし、深くおわび申し上げる」と結んだ。

 山梨大などによると、若山教授は体調不良のため静養中で、大学の研究室には姿を見せなかった。電話で会話をしたという研究室のスタッフによると、憔悴した様子で、「若山氏がデータを見ていると思った」などと発言した笹井氏の会見内容には具体的には言及しなかったという。

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140416/cpc1404162044009-n1.htm

「STAP細胞」論文騒動(4月20日) 福島民報 日曜論壇

 STAP(刺激惹起[じゃっき]性多能性獲得)細胞の登場は劇的であった。
 幼若マウスのリンパ球を「外部刺激と簡単な操作でリンパ球になる前の未分化の多能性細胞へ初期化させる方法を開発した」との論文が英国の科学雑誌「ネイチャー」1月30日号に発表された。しかも、胎盤組織を含め、全ての生体組織に分化しうる-とされている。
 日本を代表する研究機関、理化学研究所(理研)に在籍する小保方晴子ユニット・リーダーが論文の筆頭執筆者である。しかし、発表間もなく、STAP細胞の存在を確認する「追試験」が思わしくなく、「その存在を危ぶむ声が」湧き上がる。共同研究者からは「論文の撤回」を求められるなど、実験結果への不信が募る。
 理研の野依良治理事長は内部調査中間報告を受けて3月14日に「論文作成過程において重大な過誤があった」とコメントした。
 さらに今月1日には、指摘されていた疑惑について、核心部分の画像に「改ざん」と「ねつ造」を認める最終報告書を公表した。
 一方、小保方氏は9日の記者会見で、論文作成に「体裁上の不備」や「未熟さ不注意」があったと謝罪したものの、「見やすい写真を示したい」「画像を取り違えた」と「悪意のない間違い」と主張は変えていない。
 作為の有無にかかわらず、画像の切り貼りは研究者としてのモラルを逸脱している行為となろう。彼女の研究倫理観を詳しく聞けなかったのは残念である。
 「都合の良いデータを取り揃[そろ]える」「結果をきれいに仕上げる」など、「小さな欺瞞[ぎまん]」の誘惑が「ねつ造」などの「不正行為」を招くとされる(ウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド著、佐野賢治訳『背信の科学者たち』講談社刊)。
 今回の騒動は研究者個人の倫理観、共著者ならびに組織の研究運営体制の「在り方」が問われているといえよう。
 研究論文の国際的な投稿規定(医学雑誌編集者国際委員会・2010年改訂版)に、共著者は〈構想やデータ取得・分析及び解釈に相応の貢献を行い、論文作成に関与し、出版原稿の最終承認を行う〉とある。筆頭執筆者とともに共著者の責務は重い。
 自然科学系の研究は、共同研究が多い。実験結果の考察など、研究者間での討論が欠かせない。役割分担した実験結果は倫理観に支えられた「自己規制」が共有されてこそ、初めて信頼されるものとなる。
 理研に求められる課題は個人的な「不正行為」や「過失」の指弾ではない。実験結果の検証を含め、論文作成・投稿にいたる経緯と共著者の「在り方」などを総合的に点検する組織的体制を整える取り組みだろう。
 日本学術会議の大西隆会長は3月19日に談話を発表し、「STAP細胞を作製したという科学的主張の妥当性について、必要に応じて新たな態勢をとって検証すること」を理研に求めている。成り行きを世界中が注目している。
(阿部正、福島学院大教授)

( 2014/04/20 09:14 カテゴリー:日曜論壇 )

http://www.minpo.jp/news/detail/2014042015201
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