FC2ブログ

【ルポルタージュ現在】数撃ちゃ、だませる 電話ノルマ500件、詐欺集団の実態(朝日新聞2013年5月30日)

朝一番に目に付いた新聞記事です

本当は、紙新聞じゃなくてデジタルで見たんだけどね^^
今日の内容は、紙もネットも全く同じでした
緊急のニュースじゃないからね
紙新聞を広げたら、紙面の半分使った記事なのでビックリした

そろそろ、安愚楽牧場のことを書いたニュースを載っけてもらいたいものです(笑)


朝日新聞(2013年5月30日)
朝日新聞(2013年5月30日)
右下は「熱中症で錯乱」無罪 神戸地裁 2人殴った会社員
富士山の入山料 来夏導入で一致


詐欺集団 黒いノルマ
電話1日500件「数撃ちゃ当たる」
基本給25万円「成績」でアップ


けっきょくね~、下っ端が逮捕されても、上層部までは辿れず・・・

一番悪い奴は、自分の手は汚さない

今、求職中のあなた、大変でしょうが、ご注意下さいm(__)m

もちろん、在宅中のあなた、詐欺電話にご注意下さいね(*^^)v

知らない人からの電話は、裏になにかあると思っていいと思います・・・


朝日新聞デジタル 朝刊(2013年05月30日)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305290801.html?ref=nmail
---
2013年5月30日

(ルポルタージュ現在)数撃ちゃ、だませる 電話ノルマ500件、詐欺集団の実態

2千万円をだまし取られた北関東に住む84歳の男性。犯人とはいつもこの子機で会話した=関田航撮影

被告たちが拘置所から被害者の84歳男性に送った手紙。「深くお詫(わ)びを申し上げます」などとつづられていた(画像の一部を修整しています)
 家の電話が鳴った。

 「インプレッサという会社からパンフレットが届いていませんか」

 聞き覚えのある証券会社の社員を名乗る男が、受話器の向こうから男性(84)に聞いてきた。心当たりはなく、あしらった。だが、それから1週間、同じような電話がひっきりなしにかかってきた。どれも、聞いたことがある証券会社を名乗った。

 インプレッサという優良企業が近く上場する。あなたの地域限定で社債を売り出すので、代わりに買ってほしい。高値で買い取る――そう持ちかけてきた。

 数日後、パンフレットが実際に家に届き、男性はすっかり信じ込んだ。

 最初は300万円。電話口の男は次々に提案してくる。切りのいい金額にしないか。もう少し出せば特典がつく……。その都度買い増し、気付いたら2千万円になっていた。70代半ばまで働いてためた金や退職金を引き出した。家に金を受け取りに来たのは、毎回違う若い男だった。

 だが、予定の時期になっても上場しない。最初の電話から1カ月余り。おかしいと思い始めた昨年5月、架空の社債を買い取る名目で金をだまし取っていたグループ28人が警視庁に逮捕された。「地域限定」などとあり得ない設定で購入意欲をあおる手口だった。

 被害者は全国で約370人、被害総額は30億円以上と報じられた。北関東に住むこの男性も被害者の一人だった。


 ■目標は月3億円

 電話をかけていた拠点は東京・飯田橋にあった。JRの駅から歩いて8分。築20年近い5階建ての雑居ビルだ。ゼネコンの関連部門や小さなIT会社が入居していた。その4階の約180平方メートルをフロアごと借りていた。

 スーツ姿の人たちが出社する、きちんとした会社。最上階に住む大家の目にはそう映った。震災復興に関するビジネスを手がけている、と聞いていた。

 複数のメンバーが匿名を条件に取材に応じた。

 20代の男は拘置所で語った。

 「電話をかけても、『結構です、ガチャ』で終わりが普通。でも、『数撃ちゃ当たる』でね」

 被害者に最初の電話をかける担当者のノルマは1日500件。名簿業者から買ったリストを頼りに、プッシュホンを押す。5~10コールで出ないと次へ。会話ができるのは1日に10人いるかどうかだ。「ひたすら同じことを繰り返す地味な仕事。でも、運がよければひっかかる」

 「勤務時間」は午前8時半~午後9時。缶詰め状態で働き、「売り上げ」が悪いと日付が変わるまで帰れない。休みは日曜だけだった。「高熱が出ても、38度くらいでは帰れなかった」

 警視庁が公開した押収品の中には、「月間目標3億円」と掲げたホワイトボードがあった。互いに競わせるためか、担当者ごとの成績が記されていた。電話での感触に応じ、受付用紙に「ランクC」などと格付け。脈がある相手を、話術がたくみな上位のメンバーに引き継いでいた。

 基本給は月25万円。だまし取った額に応じて歩合が付いた。100万円を超える者もいたという。

 一般企業で営業を経験した30代の男は「前の会社よりはるかにきつかった」と言う。「数字に追われ、成績が悪いと『俺だけ客がついてない、やばい』と焦った」。目の下にくまを作り、栄養ドリンクを飲んで電話をかけ続けた。

 入るまで詐欺集団とは知らなかった。多くのメンバーが法廷でそう証言した。拘置所で20代の男に確認すると、地元の友人から「グレーだけど、法律的には捕まらない。やる気次第でいくらでも稼げる」と誘われたという。自分も後輩を引き入れた。「友人や知人を、木の枝が広がるように集めていった」

 電話で偽名を名乗り、数十の社名を使い分ける。事務所を頻繁に引っ越す。おかしいと思ったときには、自らも犯罪に手を染めていた。「辞めたいと言ってもとりあってもらえない。飛ぶ(遠くへ逃げる)しかない」

 勤め先が倒産した者、給料カットが続く会社に嫌気がさして辞めた者、介護職を離れた者、元トラック運転手、キャバクラの客引き……。メンバーはそんな若者だったという。


 ■憤る被害者家族

 500万円の被害にあった70代の男性宅を今月訪ねた。埼玉県の畑に囲まれた一軒家。出てきた妻は「昨年亡くなりました」と顔を伏せた。

 警察からの連絡で詐欺と知って気落ちし、それから1カ月で逝った。肝臓がんを患い、治療費は300万円を超えていた。話にのったのは今後の治療費が頭にあったからだ、と妻は思っている。「酒も飲まない、賭け事もしないまじめな人でした。詐欺にあわなければもっと生きていたはず」と悔しがった。

 親族からも金を借り、5千万円をだまし取られた南関東の男性(72)のもとには、約20人の被告から謝罪文が届いた。「最初は詐欺と知らなかった」「職が無かった」。そんな理由がつづられていた。

 物事を軽く考えている、としか男性には思えない。借金を返すため、生命保険を解約した。今後は年金とわずかな貯金でやりくりしていくという。

 だまし取った金の使い道を、取材したメンバーの一人に聞いた。「飲みや遊びに費やしたのではないでしょうか……」

 29日、東京地裁。リーダー格の中村圭助被告(29)に判決が言い渡された。懲役13年。黒いスーツ姿の被告は、身じろぎもせず聞いていた。

 被告が住んでいたマンションを訪ねた。都庁に近い総ガラス張りの44階建て。入り口には白い胡蝶蘭(こちょうらん)、カウンターには4人の受付の女性がいた。家賃は、月41万7千円だった。

 取材=井上恵一朗


 ◆Memo

 <多様化する振り込め詐欺> 不特定多数に電話をかけ、高齢者らをだまして金を振り込ませる手口を「振り込め詐欺」と警察庁が名付けたのは2004年。新たな手口が次々に登場し、実態とあわなくなりつつある。

 身内をかたる手口では昨年、6割が振り込み以外の手段となり、警視庁は今月、「母さん助けて詐欺」などの新名称を発表した。近年急増しているのは、架空の金融商品取引を持ちかける手口だ。警察庁によると、昨年の被害総額は全国で約186億円。従来の振り込め詐欺の約160億円を上回った。
-----
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

新聞の下部記事 について

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130608-00000539-san-soci
---
熱中症「無罪」の理不尽 “仰天判決”に被害者は納得できるか
産経新聞 6月8日(土)15時29分配信

 「熱中症で判断能力が低下する中、被害妄想の影響を受けていた可能性がある」。神戸地裁は5月28日、男性2人を殴るなどし、重軽傷を負わせたとして傷害罪に問われた香川県丸亀市の会社員(31)に対し、無罪を言い渡した。熱中症を理由に心神喪失を認定した異例の地裁判決に、「本当に熱中症だったといえるか疑問」「納得できる内容」と賛否両論が渦巻いている。暑さが本格化して患者が増える夏場を控え、前代未聞の“熱中症無罪”は、その議論もヒートアップしている。

 (略)
最終更新:6月8日(土)18時27分
-----
プロフィール

roko1107

Author:roko1107
安愚楽牧場にひっかかった者です
あれから人生変わりました
あくまで私個人の日記です
あくな人はイヤよん (^o^)

❤記事にイチャモンのある方へ❤
公開コメントで書いてきてネ^^
間違ってたら訂正するyo^^
削除依頼は運営会社を通してくれたら対応するお^^

カレンダー
05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
FC2投票
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク