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安愚楽牧場の国賠訴訟 第1回期日  大阪女性の意見陳述要旨(陳述短縮版)

大阪地裁において、安愚楽牧場における国賠訴訟の第1回口頭弁論が2014年11月27日にありました 

安愚楽牧場の国賠訴訟 第1回口頭弁論期日と弁護団説明会(in大阪)の報告
を見ていただいたのを前提として、送っていただいた法廷で読み上げたものを掲載します

コメントも含め、本人の了承を得て、そのまま記録しています

弁護団説明会では弁護団委任者である方々から非難するような言葉が聞かれました。

法廷は大変緊張しましたし、無我夢中で覚えていないことも多いです。途中止まったところもありましたが、とにかく全部読み上げることができたと思っております。でも読み間違えたところがあったかもしれませんし、まとめた文章が悪かったのかもしれません。

この原稿は先生から示された6つの項目ごとにたくさん書き上げ、その後徐々に削ったり纏めたりしたものです。最初の原稿を多めに書いていましたので、陳述時間のこともあって大変でした。作成するごとに先生に見ていただいて、体裁を整えてくださったり、弁護団会議で相談してくださったり、何度も遣り取りをして作成したものです。
ですが、裁判の少し前に時間短縮の依頼があり、そこからまた3分の2くらいに縮めたものです。

最初から最後まで、ドキドキが止まりませんでしたが、裁判長さんが真剣に聞いていてくださると感じたことがとても印象に残りました。たいへん、ありがたかったです。

この時の文章を送ります。
番号のついた項目は読み上げておりません。
発言されなかった方も含め、被害者だけでなく、世の中の人がこれを見てどう思われるのか知りたいと思います。

今後とも宜しくお願い申し上げます。



意見陳述要旨

1,職歴、家族状況
 現在、私は母と娘の女3人で暮らしています。
 高卒後、結婚、出産、子育てを経ながらも、社会参加と経済的・精神的自立の為、仕事は続けてまいりました。その時々の家庭状況に合わせ転職し、いくつかの職業を経験しました。
 しかし、数年前、病気手術後、一番長く勤めた職場を早期退職しました。現在無職です。
 そのようにして、18歳から貯めたお金の大部分が安愚楽牧場への預託金となりました。
 私は安愚楽破綻の数ヶ月前に配偶者と離別しています。
 安愚楽牧場が破綻し、母は介護が必要となり、私が働くにも困難が伴います。今は、残りの蓄えでどうにか生活しています。

2,安愚楽牧場を知った経緯
 私が安愚楽牧場を知ったのは、20年以上前の退職後まもなく、社内預金の預け先を考えていた時に病室で見た現在は廃刊の雑誌からです。
 この頃は農家が作った野菜などが送られ、オーナーになった自分は、日本の畜産や農業に貢献しているように感じました。
 その後、利益金も満了金もしっかりと入金されましたので、小額の預託から繰り返し継続し、銀行金利の悪さから、私の貯金は安愚楽へと移行しました。

3,安愚楽牧場を信用していた状況
 私は、安愚楽牧場を信用していましたが、今はそれが残念でなりません。
 毎月「あぐらニュース」が届きました。また、BSE問題、他の和牛商法破綻、口蹄疫発生の時など、破綻するまで、ことあるごとに「安愚楽牧場は大丈夫です」と連絡をくれました。それゆえ、しっかりと対応するよい会社だと、嘘の情報でさえ信じ込んでいきました。オーナーと呼ばれることで、バイアスが掛かったのだと思います。

4,安愚楽牧場の対応状況
 初めて入金が滞ったのは、東日本大震災による原発事故の翌月2011年4月でした。日本中が沈んだ雰囲気の中、安愚楽は義援金を送る応援コースの募集までしていました。
 遅延依頼を受けた時、特設電話に出られたのが、お会いしたことのある大阪の支店長さんでした。「今売るより少し待った方が子牛は高く売れるから」と言われ、災害に遭われた人々を思えば…と深く考えもせず了承しました。
 その時の入金はなされ、やはり安愚楽は大丈夫だと疑いもしませんでした。
 同年6月、再び支払い延期を依頼され、災害の復興はまだまだでしたから、また素直に応じました。ところが、7月末の入金がないまま破綻を迎えてしまったのです。
 8月1日、弁護士事務所から「支払い不能」という封書が届きました。それまでになんの報告相談もなく、突然の文書に愕然としました。

5,安愚楽牧場破綻によって被った影響
 安愚楽牧場破綻の日から、私の生活は一変しました。
 私は退職後、安愚楽からの利益金で生活していたといっても過言ではありません。旅行に出ることも度々ありましたが、預けたお金が無くなったのですから、それどころではありません。
 ことの重大さから、誰にも相談できず、ほぼ引きこもりの生活となりました。ネットの中に情報を求めさまようようになり、明けても暮れてもパソコンの前に座り続ける私でした。
 この頃の私の変わり様に、母は心を痛め、気付かぬうちに病気も進んでいきました。

6,監督官庁である国に言いたいこと
 私たちは、国に投資の損失を補償してくれと言っているのではありません。
起きてしまったことに、もしも・・・はありませんが、国が安愚楽牧場に対して、もっと早くに適切な指導をしてくれていたら、戦後最大といわれる73000人の被害者、4200億円の被害総額にはなっていませんでした。
 私自身は在職時なら、少しは被害回復もできたでしょうが、仕事を失くした今では、なんともなりません。
 私は、最初の頃にお金のことは諦めていますし、自分の至らなさも十分に感じています。この訴訟で勝訴できたとしても皆で分ければわずかです。
 人は失敗したとき、原因を考え、反省し、今後に繋げるものです。私は安愚楽破綻後たくさんのことを勉強しました。同じ過ちは繰り返したくありません。
 それは、国でも同じで、原因を探り、反省し、国民の為のよりよい国になるよう努めるべきです。
 国は真摯に過去を見つめ、情報を隠蔽することなく、誠実に開示した上で、責任を認めていただきたいのです。そして、私たちと同じ思いをする被害者が再び現れないよう、改善していただきたいのです。
 この国家賠償訴訟が、これからの日本の為になることを、また、国は被害を拡大させた責任を認め、法改正など改善するべきことを行い、これからの日本が国民にとってよい国となりますよう願ってやみません。

以上

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roko1107

Author:roko1107
安愚楽牧場にひっかかった者です
あれから人生変わりました
あくまで私個人の日記です
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