「円天」という疑似通貨を使った「エル・アンド・ジー(L&G)」(破産)の巨額詐欺事件について

『「円天」と呼ばれる疑似通貨を使った「エル・アンド・ジー(L&G)」(破産)の巨額詐欺事件 』

をコメントで教えてもらった


生きていて、何かを知ると、なにかを思うわけで

自分の関心のないことは考えることさえせず、日々が過ぎていく

それでも関心を持ってそれを見つめると、わからないことがドンドンふえてドツボにはまる

でも、そんなことをしていたら時間は待ってくれないので、すっとばして生きてゆく

人は、自分に関係ないこと、そして過去のこと、を忘れてしまいやすい生き物のようです



以下、コメント欄においとくのはもったいないと思いましたので、メインにきました

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roko1107 様

2011-12-06(22:50)です

昨日、三ヶ尻社長個人の自己破産に対して、東京地裁が「出資者に対する法人の負債の一部を、社長個人にも負わせる決定を出した」とのニュースが入ってきましたが、今日は今日で以下のニュースがありました。


「円天」波和二被告、懲役18年確定へ

「円天」と呼ばれる疑似通貨を使った「エル・アンド・ジー(L&G)」(破産)の巨額詐欺事件で、顧客から出資金をだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)に問われた同社元会長、波和二(かずつぎ)被告(78)について、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は、被告の上告を棄却する決定をした。 決定は10日付。懲役18年とした1、2審判決が確定する。

 1、2審判決によると、波被告は2006年7月~07年1月、同社が物品販売で莫大な利益を上げているなどと虚偽の説明をし、年36%の利払いと1年後の全額返還を約束して出資金を募り、31人から計3億2700万円をだまし取った。

 波被告は「事業が実を結べば出資金は返済できた」と無罪を主張したが、1、2審はだまし取る意思があったと認定していた。 (2012年1月11日22時14分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120111-OYT1T01209.htm


刑事事件としての起訴事実は、「31人から計3億2700万円を騙し取った」、だったんですね。
円天が懲役18年なら(以下 略)。

ところで、某牧場の某社長氏の自己破産は、14名2億分の負債しか認識しておらず、出資者に対しての負債は無いと天下に公言したも同然でしたから、これは情状的に不利になると思うのですが果たして(こちらも以下 略)。


2012-01-11(23:57) : 2011-12-06(22:50) URL : 編集

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2011-12-06(22:50)様、いつも情報ありがとうございます。

> 「円天」波和二被告、懲役18年確定へ

「円天」と聞くと、またまた私の頭の中でぐるぐると記憶がよみがえってきました。
まだこのおっちゃんが捕まっていなかった頃(いやー、この人78歳やって、じいちゃんやな、死ぬまでやな)のことです。

テレビでこの「円天」のことをやっていて、この波被告も出演されていて、嬉しそうにお買い物をしている人が映っていた。
ソレを見た私は「こんなんサギやん。あんたなんでこんなんにひっかかってんの~??」とテレビにむかってヒトリゴトを言っていた。ゼッタイおかしいやん。オッサン、あんた悪い人って顔に書いてあるやん、って思っておりました。
それにひっかかっている人を私は知らないので、言ってあげることもできず、また心の底ではこんなのにひっかかるのはおかしいでー、とも思っていた。

そうして、今、安愚楽牧場の詐欺にあった私は、あの時の人とおんなじで、私もおかしい人だったわけで・・・。
世の中で、詐欺を経験していない人は、あの時の私のように騙される人も悪いと思っているのだと思う。
安愚楽牧場の出資者に対しての世間の目はたいていがそんなモンだろう。

こんなふうにして、世の中で起こる色々な出来事が他人事としてすましてきた自分自身に降りかかってくるとは、人生っていうのは本当におもしろいもんだとつくづく思う今の私です。

> 円天が懲役18年なら(以下 略)。
安愚楽には、何年にしてもらいましょうかねぇ。あははははは、、、。

> 某牧場の某社長氏の自己破産は、14名2億分の負債しか認識しておらず、出資者に対しての負債は無いと天下に公言したも同然でしたから、これは情状的に不利になると思うのですが果たして(こちらも以下 略)。
これまた、アハハ、いひひ、ウフフ、の世界でありんす。

そしてまた、「円天」と「安愚楽牧場」との違いはなんだろうと考えてみるのです・・・。

おもろい情報ありがとうございます。
これからも勝手ながら頼りにさせていただきますネ。


2012-01-12(12:11) : roko1107 URL : 編集

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【近年の詐欺的大型消費者被害】①ワールドオーシャンファーム事件

またまた 書いたけれどそのまま・・・っていう 日記でっす^^

ペンギンまま日記 
『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』に安愚楽も仲間入りしてた〜(-.-;)
破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について続きその1 
破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について続きその2 
に それらしい記事があったので 公開します

まず、ワールドオーシャンファーム事件 について

お断りしておきますが、これは私が 調べたものではありません
いつも情報を下さる素敵な方に教えていただいて、ホンの少し編集しただけですので
私に訊かれても・・・(^^ゞ
rokoは ちゃんと理解しておりませんので、そこんとこヨロシク (^_-)-☆


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/091214-4-1.pdf より
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ワールドオーシャンファーム事件

事案の概要 
●フィリピンのマニラ近郊にある東京ドーム300~450個分の広さのブラックタイガー養殖事業,不動産事業などを投資対象とする匿名組合に出資して投資すると,1年で倍になる(10日毎に5.556%,1年間で36回で合計100%の配当)との宣伝文句で多数から投資を募った事案。
●匿名組合員が他の投資家を紹介すると3~19%の紹介料を得られる仕組み(マルチ商法的要素)であり,口コミで被害が拡大した。
●実際には,宣伝文句の20分の1程度の養殖場しか持っておらず,養殖事業の実体がほとんど存在していなかった。不動産事業その他の収益事業も行っていなかった。

被害者数 
4万人

被害額  
850億円(破産債権届出約1万人,届出額249億5832万円,1人平均249万円)

経緯
H17.07    株式会社ワールドオーシャンファーム(以下「WOF」という。)設立
H18.04    投資募集開始
H19.01    配当停止
H19.05.30  WOF代理人弁護士がFBIに4,000万米ドルを凍結されたので民事再生を申し立てる旨の通知
H19.07.31  ・警察による関係先20か所への捜索差押えの際に8億200万円の現金押収
        ・WOF名義以外も含め7億3438万円の預金口座も事実上凍結
H19.11.22  FBIが4,000万米ドル凍結したことが報道
H19.11.26  WOF被害対策弁護団発足
H19.12.21  代表者が旅券法・入管法違反で逮捕
H20.03.21  WOF,ワールドオーシャンファーム基金株式会社,代表者個人について東京地裁に債権者破産申立て
H20.05.22  破産手続開始決定(予納金:WOF1500万円,WOF基金1000万円,代表者500万円の合計3000万円)
H20.07.23  代表者ら14名が組織的詐欺罪で起訴
H21.05.28  代表者ら有罪判決(代表者控訴取下により懲役14年の実刑判決確定)

違法性の立証
勧誘の際の資料で出資法違反を明らかにすることが可能かも知れないが,個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難

保全の必要
必要性が高度

課題
●刑事手続による捜索差押えよりも簡易迅速に資産の保全ができる制度の検討
●破産手続と没収・追徴保全(これに引き続く犯罪被害財産による被害回復給付金支給手続)との手続選択
●被害者が高額の破産予納金を用意しなければならない負担があること
●外国当局が凍結した資産の引き渡し手続に長期間を要すること(窓口は法務省刑事局国際課と駐米日本大使館。米国司法省が民事没収の申立手続をしており,確定後,破産管財人に引き継がれるかが問題。)
●破産手続における公租公課,労働債権の優先性(但し,本件で事実上あまり問題にはならない)
●役員や高額配当受領者への責任追及

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1 (4月20日)


続きましては ワールドオーシャンファームの情報です

続きを読む

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』

【近年の詐欺的大型消費者被害】というカテゴリを作りました

(参考) ペンギンまま日記 
『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』に安愚楽も仲間入りしてた〜(-.-;)
破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について続きその1 
破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について続きその2
を見て、記録しておかなきゃと思ったのですが、いろいろあってなかなかでして・・・

とりあえず、前に作っておいたのをアップして~
それは、古いものだったから安愚楽のことは載っていなくて~
新しいのを載せなきゃと編集して~

って そうこうしているうちに、だれかさんがコメント欄に見やすく書かれているしぃ・・・
そうとは知らず、、、(・o・) 私もいじくってみました
気付いたのは、今日の午前のこと、、、(-_-;)
もう~、やることが早すぎるっちゅうねん!

って書いたら
「もう~、やることが早すぎるっ中年!」 に変換されたwww
オモロスギ^^ 立ち直ったわ \(^o^)/


同じものですが 私も記録しておきます
長いので、何回かに分けます

まずは、ペンギンまま日記 と合体させていただいて・・・
最初は 消費者庁のホームページ と 【資料4】 の抜粋のみです

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消費者庁のホームページから見つけたよφ(.. )
http://www.caa.go.jp/planning/index9.html

第7回消費者の財産被害に係る行政手法研究会(平成24年5月15日)
【議事次第】第7回消費者の財産被害に係る行政手法研究会[PDF:96KB]
【資料1】アメリカにおけるシビルペナルティ制度の概要[PDF:227KB]
【資料2】アメリカ合衆国における「消費者被害回復」(consumer redress)[PDF:272KB]
【資料3】ドイツにおける消費者保護法規違反に対する法的措置について[PDF:244KB]
【資料4】破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について[PDF:369KB]
※第8回研究会(平成24年6月27日開催)にて補正版を配布
 【資料4】破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について(補正版)[PDF:369KB]
【議事要旨】第7回消費者の財産被害に係る行政手法研究会[PDF:197KB]


この【資料4】に安愚楽やそれ以前の事件の事が書いてあったよ。
ちなみに⑧が安愚楽牧場〜(-_-)

【資料4】破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について(補正版)[PDF:369KB] より抜粋

破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について

2012 年5 月15 日
弁護士 江 野 栄

近年の大型消費者被害で事業者に破産手続が開始された①~⑨事件につき,財産の隠匿・散逸防止策の検討に資するよう整理を試みた。

1 概要

2 詐欺的消費者被害と民事的,刑事的,行政的の各視点から見ると

3 被害者らが多数消費者のために財産の隠匿・散逸防止策を早期に講じることは困難

4 消費者庁が多数の消費者のために財産の隠匿・散逸防止策を早期に講じることが適切

5 検討の方向性
1)消費者庁に対し一定の場合に事業者の破産申立権を付与
2)景品表示法や消費者安全改正法案等に基づく措置の拡大ができないか


☆ワールドオーシャンファーム事件(①事件)
☆エフ・エー・シー事件(②事件)
☆ジーオー事件(③事件)
☆平成電電匿名組合事件(④事件)
☆ファーストオプション事件(⑤事件)
☆エル・アンド・ジー事件(⑥事件)
☆近未來通信事件(⑦事件)
☆安愚楽牧場事件(⑧)
☆NOVA事件(⑨事件)

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安愚楽牧場事件 だけ(⑧)となっていて、(⑧事件)になっていませんね

逮捕とか動きがあったら、事件と書き直されるのでしょうか

お盆も過ぎましたね

いつまでも、待ちますよ、私は・・・・・

ワールドオーシャンファーム事件 (①事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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ワールドオーシャンファーム事件(①事件)

事案の概要 
●フィリピンのマニラ近郊にある東京ドーム300~450個分の広さのブラックタイガー養殖事業,不動産事業などを投資対象とする匿名組合に出資して投資すると,1年で倍になる(10日毎に5.556%,1年間で36回で合計100%の配当)との宣伝文句で多数から投資を募った事案。
●匿名組合員が他の投資家を紹介すると3~19%の紹介料を得られる仕組み(マルチ商法的要素)であり,口コミで被害が拡大した。
●実際には,宣伝文句の20分の1程度の養殖場しか持っておらず,養殖事業の実体がほとんど存在していなかった。不動産事業その他の収益事業も行っていなかった。

被害者数 
4万人

被害額  
850億円(破産債権届出約1万人,届出額249億5832万円,1人平均249万円)

経緯
H17.07    株式会社ワールドオーシャンファーム(以下「WOF」という。)設立
H18.04    投資募集開始
H19.01    配当停止
H19.05.30  WOF代理人弁護士がFBIに4,000万米ドルを凍結されたので民事再生を申し立てる旨の通知
H19.07.31  ・警察による関係先20か所への捜索差押えの際に8億200万円の現金押収
        ・WOF名義以外も含め7億3438万円の預金口座も事実上凍結
H19.11.22  FBIが4,000万米ドル凍結したことが報道される
H19.11.26  WOF被害対策弁護団発足
H19.12.21  代表者が旅券法・入管法違反で逮捕
H20.03.21  被害対策弁護団がWOF,ワールドオーシャンファーム基金株式会社(以下「WOF基金」という。)及び代表者個人について東京地裁に破産申立て
H20.05.22  破産手続開始決定(予納金:WOF1500万円,WOF基金1000万円,代表者500万円の合計3000万円)
H20.07.23  代表者ら14名が組織的詐欺罪で起訴
H21.05.28  代表者ら有罪判決(代表者控訴取下により懲役14年の実刑判決確定)
H23.03.08  米国司法省から4,026万9890.20ドルが返還
H23.05.27  中間配当WOF10%,代表者1%
H24.01.23  最後配当通知WOF約6.59%,代表者約1.65%他合計約8.49%
H24.07.04  破産手続終結予定

違法性の立証
○勧誘の際の資料で出資法違反を明らかにすることができる可能性
○個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
●外国の捜査機関による資産凍結によって財産保全ができた(被害者にのみ配当されることを条件に米国から返還された。)。
●募集開始から配当停止されるまでの間は,被害者に被害意識が生じない。この間の行政による情報収集→調査→行政上の措置(財産保全を含む)を図ることができないか
●被害者を結集して高額の破産予納金を用意することに時間がかかるし困難。破産申立てに参加しない被害者より優遇されることはなく,一般的にはインセンティブもない。
●役員や高額配当受領者への責任追及
●二次被害

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2012 年5 月15 日

エフ・エー・シー事件(②事件) 【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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エフ・エー・シー事件(②事件)

事案の概要 
●「会員となり,CDセット(起業コンサルティングセット)を1口100万円で購入すれば,1口について毎月5万円の活動支援金を受け取れる」「新規の会員を紹介した場合には,一定額の紹介料や報酬を支払う」などと称して,会員数を増加させていった。
●会員に対して「専門家が外国為替証拠金取引で運用している」などと説明していたが,現実には外国為替証拠金取引で運用した資金は少額であり,また,多額の損失を出していた。
●代表者の個人的な負債(SFCGなど)への返済や高級外車の購入に充てられたり,海外視察と称しての多数回に渡る海外渡航費用,海外投資などに回され,その他,代表者を出演者とする映画を企画するなどしており,集めた資金を湯水のように使っていた。

被害者数 
約8000人

被害額  
FAC社が収受した金員の総額が約130億円(1人平均約162万5000円)

経緯
H12.08.18 エフ・エー・シー株式会社(以下「FAC」という。)設立
H16.後半頃 投資募集開始
H18.05.30 警察による関係先への捜索差押え(邦貨,米ドル及びインドルピー合計1億3258万2810円の現金押収)。併せて,FAC名義以外も含め約6億円の預金口座も事実上凍結。
H18.07.02 FAC被害対策弁護団発足(被害者説明会実施)
H18.08.28 FAC被害対策弁護団第1次訴訟提起 以後,第5次訴訟まで提起。
H19.10.09 被害対策弁護団がFACについて福岡地裁に破産申立て
H19.10.11 保全管理命令発令(予納金500万円)
H19.11.03 代表者らが詐欺で逮捕
H19.12.16 代表者らが詐欺(後に組織的詐欺に訴因変更)で起訴
H20.04.08 破産手続開始決定(保全管理命令予納金の残金約323万円が破産管財人に引き継がれた)
H21.09.02 代表者有罪判決(懲役4年の実刑判決・確定)
H24.03.19 中心人物の元代表者有罪判決(懲役8年の実刑判決・控訴)
       H22.5末時点での破産財団約3億1000万円

違法性の立証
・訴訟では旧特定商取引法33条1項(連鎖販売取引),40条に基づくクーリング・オフが認められた。
・個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,他の預貯金や不動産など散逸した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
●捜査機関による捜索によって財産保全ができた。しかし,預貯金口座の凍結や現金の押収に止まり,不動産の処分・散逸を許した。
●凍結された預貯金について,FACと支部長が結託して公正証書(FACが支部長に対して多額の返還を約するもの)を作成し,脱法的回収を企図していた(本件では,破産手続における保全措置により,支払寸前で阻止することが出来たが,通常,被害者はこのような脱法的回収を把握できない。)。
●被害者を結集して高額の破産予納金を用意することに時間がかかるし困難。破産申立てに参加しない被害者より優遇されることはなく,一般的にはインセンティブもない。
●破産管財人も,散逸した資産の把握に苦労を余儀なくされている(捜査中の刑事記録の閲覧・謄写が出来ないなど)。

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2012 年5 月15 日

ジーオー事件(③事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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ジーオー事件(③事件)

事案の概要 
●平成9年ころからバナバ茶などの販売利益から配当すると称して広告費名目で出資させ,配当に行き詰まると,手を替え品を変えて新商品に乗り換えさせ,被害者からの返還要求をかわしていた。
●平成13年には出資金からフィリピンの銀行を買収するなどして被害を拡大させた。

被害者数 
1600人(弁護団受任)

被害額  
100億円(弁護団受任・1人平均625万円)

経緯
H09 出資募集開始
H13 フィリピンの銀行買収
H14.03 出資法違反で捜索差押え
H14.03 被害対策弁護団が東京地裁に破産申立て
H14.04 破産宣告決定(予納金700万円)〔注1〕
H14.09 首謀者ら幹部5名を組織的詐欺罪で逮捕
H15.07 配当(配当率4.234%)
H19.07 首謀者に対し懲役18年の実刑判決(上告棄却により確定)

違法性の立証
個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
●首謀者の源泉徴収税還付により配当原資が確保された。
●破産管財人の日本の破産法による権限をフィリピン国内で認めるとの判決を得るのに3年を要した。

〔注1〕出所:第二東京弁護士会「消費者問題法律相談ガイドブック〔四訂版〕」15頁
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2012 年5 月15 日

平成電電匿名組合事件 (④事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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平成電電匿名組合(④事件)事件

事案の概要 
通信ベンチャーの平成電電株式会社(以下「平成電電」という。)の関連会社(平成電電設備株式会社・平成電電システム株式会社)が匿名組合の営業者となり,平成15年9月から,1口100万円で,年8~10%の配当が得られる等と大手日刊紙に大々的に広告を打って一般投資家から出資の募集を開始した。関連会社は,集めた出資金でメーカー等から通信機器を購入し,平成電電にリースし,リース料収入を出資者に配当するとしていた。しかし,平成電電は同年1月期から3期連続で監査法人の修正意見に従わず,粉飾決算状態で実際には赤字決算の状態であった。加入者数が伸び悩み,資金繰りに窮するようになった平成電電は,平成16年11月ころから,メーカー等から通信機器を購入せず,ペーパーカンパニーを通じて,既に平成電電の固定資産台帳に記載済みの通信機器を関連会社に売却したことにし,関連会社が集めた出資金をその代金名下で受領する架空のリースバック取引を行い,資金の使途を偽ったまま出資の募集を平成17年9月まで継続した。

被害者数 
1万7000人

被害額  
487億4100万円(1人平均286万円)

経緯
H15.09      匿名組合を利用した出資の募集開始
H16.11      架空のリースバック取引開始
H17.01.31  金融庁で開かれた金融トラブル連絡調整協議会で東京都消費生活総合センターから平成電電設備等による匿名組合方式での資金集めが問題事例として指摘された
H17.10.03  東京地裁に民事再生申立
H17.10    被害対策弁護団結成
H17.11.09  匿名組合営業者に対する検査許可申請
H17.12.09  許可決定←検査拒絶(架空のリースバック取引であることを隠蔽するため書類改ざん)
H17.12    関連会社の株式会社ドリームテクノロジーズ(以下「ドリテク社」という。)がスポンサーに名乗りをあげる
H18.01.13  匿名組合営業者に対する帳簿等閲覧謄写仮処分申立
H18.03.09  仮処分決定
H18.04.14  ドリテク社に対する証拠保全決定
H18.04.18  民事再生手続廃止
H18.06.07  破産手続開始決定
H18.06.22  関連会社について破産手続開始決定
H19.03    代表者ら5名詐欺罪で逮捕(3名につき詐欺罪で起訴され懲役3年から10年の実刑判決・上告中)
H21.05.13  平成電電破産手続終結
H22.09.29  関連会社破産手続終結(設備社:中間配当7.5895%,最後配当2.825688258%,追加配当0.01905604%,システム社:中間配当5.6452%,最後配当1.998687259%,追加配当0.01830128%)

違法性の立証
個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
●民事再生手続が悪用され,監督委員の目の及ばないところで証拠隠滅や財産隠匿が行われた(申立てから手続廃止までの半年間に21億円を超える現預金が減少した〔注1〕。)。
●匿名組合営業者に対する業務・財産状況の調査も抵抗に遭い,時間を要した。
●関連会社破産管財人が回収した財産合計57億4200万円余,破産配当金合計36億6200万円余,管財人報酬合計2億9000万円〔注1〕
●平成電電破産管財人が回収した財団59億8000万円余,破産配当金4億3000万円余,保全管理人団報酬1億円,破産管財人報酬3億円,公認会計士報酬1億円余〔注1〕

〔注1〕出所:瀬戸和宏「倒産法令の活用による財産保全と消費者被害拡大防止」現代消費者法11号
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2012 年5 月15 日

ファーストオプション事件(⑤事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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ファーストオプション事件(⑤事件)

事案の概要 
●秋田市所在の投資会社による投資詐欺被害事件。高利(年利約6%以上,最高で20%程度)の元本保証の商品であるとして,「米国市場商品先物オプション取引」なる取引を勧誘して契約を締結し,数百万円から数千万円を預かる。平成18年3月ころ,顧客への配当金・償還金の支払いを停止。
●被害者の多くが高齢者で被害回復がほとんど出来ていない
●代表者は実刑確定,他の役員も刑事裁判が係属中。

被害者数 
600人以上

被害額  
78億円(破産債権届出244人,届出額25億3077万円,1人平均1037万円)

経緯
H02.10    旧代表者がファーストオプション株式会社(以下「FO」という。)を設立
H08.06    旧代表者が札幌で株式会社エフアンドオーとして無登録で商品ファンド販売を開始し,現代表者がFOの経営権を取得して無登録で商品ファンド販売を開始する
H11.07    ・旧代表者が出資法違反,詐欺で逮捕
        ・北海道警察がFOの家宅捜索をしたが,処分なし
H12.03    ・札幌弁護士会が,エフアンドオーが無登録で商品ファンドを行っていたことについて,監督官庁への監督の徹底を申し入れ
        ・このころから,FOは,商品ファンドそのものに変わりないのに,規制のない海外商品先物オプション取引契約と表示するようになった
H18.01~03  秋田南税務署がFOへの税務調査により投資が全くなされていないことを把握
H18.05    業務停止処分
H18.05.25  被害対策弁護団が秋田地裁に破産申立て
H18.07.13  破産手続開始決定(予納金:230万円)
H19.06.18  現代表者の元妻(従業員)の不動産について仮差押申立
H19.06.20  仮差押命令発令(保全異議棄却により確定)
H20.03    破産配当(配当金合計426万円)
H20.05.29  現代表者ら役員逮捕
H20.10.27  現代表者に対し懲役12年判決(その後控訴審で10年となり確定)
H21夏から秋 他の役員ら3名に実刑判決(2名控訴中)

違法性の立証
個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

課題
●関連会社の摘発や税務調査により詐欺が把握されていながら営業継続し,被害拡大した
●捜査機関の捜索の際に財産を保全できず低配当に終わった

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2012 年5 月15 日

エル・アンド・ジー事件(⑥事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです

エル・アンド・ジーのことで書いた日記はこちら↓
「円天」という疑似通貨を使った「エル・アンド・ジー(L&G)」(破産)の巨額詐欺事件について


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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エル・アンド・ジー事件(⑥事件)

事案の概要 
①1口5万円を手数料18%の9,000円を加算して振り込むと3年後に10万円返還される「振込あかり価格」,②1口100万円を振り込むとと3か月毎に9%(年36%)の利息ないし役務手当を受け取ることができる「L&G協力金」,③10万円以上預けると毎年同額の疑似通貨「円天」受け取ることができ,「使っても減らないお金」という「円天受取保証金」の3つの投資商品を有名ホテルでセミナーや有名歌手の無料コンサートなどを開催して勧誘していた。

被害者数 
約3万7000人

被害額  
約1260億円

経緯
S62.08   設立
H13.11   協力金の名目で出資募集開始
H18.02   銀座に円天市場を開設
H19.01   L&G協力金の支払を2月以降行わず円天で支払うと表明
H19.03.01 解約の受付を停止
H19.09   円天による支払も停止
H19.09.20 資金繰り悪化を理由に大部分の従業員を解雇
H19.10.01 東京都立入調査実施
H19.10.02 銀座に開設していた円天市場を閉鎖
H19.10.03 警視庁等により出資法違反容疑で捜索
H19.10.31 被害者弁護団が会社と代表者について東京地裁に対し破産手続開始及び保全管理命令を各申立て
H19.11.02 保全管理命令
H19.11.26 破産手続開始決定(予納金:法人2,000万円,個人1,000万円の合計3000万円)
H21.02.05 代表者が詐欺容疑で逮捕
H22.03.18 代表者に対し組織的詐欺罪により懲役18年の実刑判決(上告棄却により確定)

違法性の立証
個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
代表者は1960年代よりマルチ商法を日本に導入し,詐欺罪で実刑判決を受けた前科がある。幹部らも大規模な消費者詐欺事件で刑事処分を受けた前科のある者が名を連ねていた。

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2012 年5 月15 日

近未來通信事件 (⑦事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです

入力ミス発見!
経緯 の2行目
H18.08.29  配当の大半を他の投資家の資金で賄ったいた
賄ったいた→賄っていた だよね^^        ↓
H18.08.29  配当の大半を他の投資家の資金で賄っていた


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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近未來通信事件(⑦事件)

事案の概要 
IP電話事業を展開して,IP電話利用者から徴収する通信料収入から配当金を支払うとして,「投資1年後には毎月100万円近い配当金がある。」「2,3年で元はとれる。」などと高利回りの配当を約束し,IP電話中継局のオーナーを募集し,被害者加盟金や設備費用といった中継局の設置費用名目で出資した。年65~268億円の配当に対し,通信事業収益は年2~4億円しかなく,集めた資金の大半は,中継局の設置費用ではなく,自転車操業的に配当に回していた。

被害者数 
2000人

被害額  
400億円(1人平均2000万円)

経緯
H11.03    第二種電気通信事業者として総務省に届出
H18.08.29  配当の大半を他の投資家の資金で賄ったいたとの新聞報道をきっかけに,オーナによる解約が相次ぐようになる
H18.11.06  配当金の支払停止
H18.11.17  代表者が海外出国し,行方不明
H18.11.20  本店,支店全て閉鎖
H18.11.26  総務省が電気通信事業法に基づく立入検査
H18.11.29  被害対策弁護団結成
H18.11.30  総務省が稼働していることが確認できたサーバーは2466台設置中2台のみと公表
H18.12    警視庁による関係先の捜索
H18.12.05  被害対策弁護団が東京地裁に破産申立て
H18.12.20  破産手続開始決定(予納金:法人1000万円,個人500万円,個人400万円の合計1900万円)
H21.11.26  代表者以外の幹部社員6名が詐欺罪で逮捕(うち2名を詐欺罪で起訴,懲役5年と懲役4年の実刑判決)

違法性の立証
個人の手持ち資料では詐欺の立証が困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
●会社,代表者及び幹部の破産事件について管財人による回収が7772万円にとどまり,配当は約0.1%にとどまった。
●代表者が数億円以上の資金を持ち出して海外逃亡したが,所在不明のため,保全管理命令を発令してもらうことができなかった。弁護団では懸賞金をかけて行方を捜している。

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2012 年5 月15 日

安愚楽牧場事件 (⑧)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです

特記事項
H21.3.31時点でオーナー数約4万8000人,出資額約2900億円であったのが,2年半後の破綻時にはオーナー数約7万3000人,出資額約4300億円と急激に被害が拡大

消費者庁は、責任を認めているということですね?


http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf  より
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安愚楽牧場事件(⑧)

事案の概要 
繁殖母牛に出資すると毎年生まれる子牛の売却代金で多額の配当が見込まれると勧誘して出資者から資金を集める和牛預託商法である。2007年以降で繁殖牛の全頭数がオーナーの持分を合計した数値に比べて55.9%~69.5%と過少であった。

被害者数 
約7万3000人

被害額  
約4300億円(1人平均約589万円)

経緯
S56     設立
H23.08.01 会社代理人弁護士が受任通知
H23.08.09 東京地裁に民事再生手続開始申立て
H23.08.10 被害対策弁護団結成
H23.08.25 被害対策弁護団が管理命令申立て
H23.09.06 民事再生手続開始決定
H23.11.04 管財人による管理を命ずる決定
H23.11.08 民事再生手続廃止決定及び破産法上の保全管理命令
H23.11.30 消費者庁が景表法6条に基づく措置命令
H23.12.09 破産手続開始決定

違法性の立証
個人の手持ち資料では立証困難

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難(振込先の口座くらいしか把握できず,加害者が保有する他の資産や流出した資産の把握は困難である)。

保全の必要
高い

特記事項
H21.3.31時点でオーナー数約4万8000人,出資額約2900億円であったのが,2年半後の破綻時にはオーナー数約7万3000人,出資額約4300億円と急激に被害が拡大

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2012 年5 月15 日

NOVA事件(⑨事件)【近年の詐欺的大型消費者被害】

消費者庁のホームページから 『破産手続が開始された近年の詐欺的な大型消費者被害について』
の続きです

NOVAのことが出てくる日記はこちら↓
社会問題を起こして潰れた企業のCM集

http://www.caa.go.jp/planning/pdf/0515siryou4hosei.pdf より
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NOVA事件(⑨事件)

事案の概要 
「駅前留学」「お茶の間留学」とテレビコマーシャルをして多数の受講生を集めたジャスダック上場企業の外国語学校NOVAは,受講生から前払いで『ポイント』と呼ばれる点数(破産会社の運営する授業を受講する権利)を購入させてたが,中途解約の解約精算金額を不当に少額に算出する解約精算方法が特定商取引法49条2項1号に反して違法とされ,その後破綻した事案

被害者数 
30万人

被害額  
約564億円(債権届出額)

経緯
H14.02   東京都が精算方法について行政指導
H14.07   経産省が精算方法容認
H16.11   NPO消費者ネット関西がNOVAに申し入れ
H16.12   NPO京都消費者契約ネットワークがNOVAに申し入れ
H17.09   NPO消費者機構日本がNOVAに申し入れ 
H17.02~H18.09 東京高裁,大阪高裁等でNOVA敗訴
H19.02.14 経産省と東京都が特商法に基づき立入調査
H19.04.03 最高裁判決
H19.06.13 経産省が特定商取引法42条(書面記載不備)、43条(誇大広告)、44条1項(不実告知)、44条2項(重要事項の不告知)、46条1号(役務提供契約の解除によって生ずる一部の履行拒否又は不当遅延)及び46条3号(関連商品販売契約の解除よよって生ずる債務の履行拒否)違反を原因として、同法47条1項の規定に基づき、各業務について、同月14日から同年12月13日までの6ヶ月間の業務停止を命じた。
H19.06.15 厚労省が教育訓練給付金制度の指定取消
H19.10   大阪地裁に会社更生手続開始申立
H19.11   破産手続開始決定(被害者への配当見込みなし)

違法性の立証
特商法違反の立証は可能

被害額の算定
事業者の資料により被害総額の算定は容易と考えられる

資産の所在の調査
被害者個人では非常に困難

保全の必要
どの時点で必要と判断できたか 

特記事項
行政が不適切な指導をしなければ,その後の被害拡大は一定程度防げたと指摘されてい


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2012 年5 月15 日

「円天」で利益、元会員に7千万円返還命令(読売新聞 2014年3月17日)

いつか・・・

安愚楽牧場から多くの利益を得た人や団体などから、利益金を回収できたら

すっごく嬉しいんだけど・・・・・


読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140317-OYT1T00916.htm?from=ylist
---
「円天」で利益、元会員に7千万円返還命令

 「円天」と呼ばれる疑似通貨を使い、2007年に破産した「エル・アンド・ジー」の詐欺事件に絡み、同社の破産管財人が、岩手県の元会員に同社との取引で得た利益約7000万円の返還を求めた訴訟で、東京地裁は17日、全額の返還を命じる判決を言い渡した。


 花村良一裁判長は「反社会性の強い円天の取引は無効とすべきだ」と指摘した。

 判決によると、元会員は同社に約5億円を投資する一方、新会員の紹介手数料などとして同社から約5億7000万円の支払いを受けた。元会員側は「違法な事業との認識はなかった」と主張したが、判決は「被告は新規顧客の募集に関与した大口会員で、事業内容を熟知していたはずだ」と退けた。

 詐欺事件では、同社の元会長が組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)に問われ、12年に懲役18年の判決が確定している。

(2014年3月17日20時46分 読売新聞)
-----

「ワールドオーシャンファーム事件(エビ養殖詐欺事件)につき,元役員らに損害賠償義務を認める旨の判決(第1審)」に思う

本日、コメントの後、買い物に出かけ・・・
戻ったら、姪がかわいい赤ちゃんを連れてやってきた
もう、カワイイ可愛い^^ ^^ ^^


で、またまた、何日か寝させていた日記・・・(^^ゞ

一寸したことの坩堝のブログ で知りました
一寸したことの坩堝さま、いつもありがとうございます m(__)m

■時事通信

元役員らに賠償命令=エビ養殖詐欺で-東京地裁

 投資会社「ワールドオーシャンファーム」(破産)によるエビ養殖詐欺事件で、被害者244人が元役員ら10人に損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。土田昭彦裁判長は、うち8人について「事業に実体がないことを認識していた」と責任を認め、総額約2億6000万円の支払いを命じた。
 判決によると、同社は2006~07年、「フィリピンのエビ養殖事業に出資すれば1年で2倍の利益が得られる」などとうそをつき、原告らから出資金をだまし取った。(2014/12/12-19:18)

 ・エキサイトニュース


2014年12月13日 (土)
ワールドオーシャンファーム事件(エビ養殖詐欺事件)につき,元役員らに損害賠償義務を認める旨の判決(第1審) より コメント部分抜粋

懐かしい事件です。

正直,「まだやっていたんかい!」という気がしますが,逆を言えば,被害者の方々は,現在も,苦しみ続け,闘い続けているのですよね。

詐欺師どもからの回収は,非常に困難で長い道程だと思いますが,是非とも頑張って,詐欺師どもから1円でも多く回収できることを祈ります。



同感です
また、このニュースに何年後かの自分たちを見るようです

wikiの「ワールドオーシャンファーム」 によると
会長を始め10数人が詐欺容疑で再逮捕されたのが2008年7月2日
元会長に懲役14年の判決が下されたのは2009年5月28日
・・・・・
判決からでも5年半の年月か経っています

安愚楽牧場の場合、成り立たないビジネスモデルだったのだけど実体はあったという理由付けで、まだ詐欺罪にもなっていないし、もっともっと先は遠いんだな…とも思えます
でも、知らないだけで、詐欺被害に苦しみ、同じように闘い続けている人たちがいらっしゃるのだということを感じました


実は、いつだったかも覚えていない随分前のこと…
エビだったか、マンゴーだったか…外国で収穫するもののオーナーにならないかという勧誘の郵便が届いたことがあります
安愚楽牧場のオーナーになってからの話です
牛じゃないだけで、そっくりな話でした
それに投資はしませんでしたが、今思うと安愚楽牧場からデータが漏れていたのかなぁと?
私は投資というものをしていませんでしたから…
当時はアグラを疑いもしませんでしたねぇ・・・

でも、もしそちらに引っかかっていれば、安愚楽牧場からは破綻までに抜け出していたかも、と思う
それらは外国が絡んでいたので不安も多く、出資額が少なかったろうと思うし…
なぁんて、タラレバの世界は、トナカイに鼻で笑われるハナシだね^^


それからそれから、あのアグラの広告塔「海江田万里」は見事に落選しましたが…
政治家も落選すればタダの人^^

政治家の前、経済評論家という肩書きの頃のアグラカイエダさん
私が日記にした海江田著書の直筆サイン本にもたしかに「財テクに人気のオーナー制度」と題してエビのオーナー制度のことも書かれていたのですよ
 ↓↓↓
海江田本「知らないと損する 金融自由化時代のマネープラン」全国安愚楽牧場被害対策弁護団長に渡せましたヽ(^。^)ノ

ふふふ・・・といっても、こちらのエビは日本で養殖の別会社の話でありまして…
ワールドオーシャンファームという名前はなかったと思われます^^;
その点だけは勘違いなされませぬよう…m(__)m


落選した後、ゴミ処理問題で画像が流れていましたね、、、
いくつかのところで見ました

【画像】 無職になった海江田さんの現在がヤバイ事になってるぞwwwwwwwwwwwwww
事務所片付け…公約がゴミ捨て場に
マニフェスト完全版ですとか、選挙に関するものが捨てられています

って、やつw ^^

このあとどうするのか知りませんが、経済評論家なんて名乗れたもんじゃありません(笑)
でも、rokoと違い、いくらでも雇ってくれるところはあるでしょうし…?
しかも、もう、年金を貰える年です
それに財テクで儲けているだろうから、働く心配は要りませんよね^^


思うことは色々あるけれど・・・
まぁ、闘いもいつかは終わるもの・・・
私はこれからも、ボチッと頑張っていきましょうかねぇ・・・^^

「円天」詐欺3億賠償命令(産経ニュース 2015年3月30日)

今日、見つけたニュースです

■産経ニュース

2015.3.30 18:06
「円天」詐欺3億賠償命令

 疑似通貨「円天」を使った巨額詐欺事件で被害に遭った出資者62人が、健康寝具販売会社エル・アンド・ジー(L&G)の元役員らに損害賠償を求めた訴訟で東京地裁は30日、請求をほぼ認め、元役員と元従業員、勧誘者に総額3億3千万円余りの賠償を命じる判決を言い渡した。

 原告代理人は「大規模な消費者被害で勧誘者の賠償責任を認めた判決は聞いたことがない」としている。

 判決によると、L&Gは平成13年以降、年利23~36%の高配当をうたい、新たに出資者を獲得するとマージンが受け取れる仕組みで資金を集めた。松本利幸裁判長は「新規加入者がねずみ算式に増えなければ破綻することは明らかだった」と会社側を非難。勧誘者の24人についても「行き詰まると分かっていたのに勧誘を続けた」とし、賠償額のうち約1億5千万円を元役員らと連帯して支払う義務があるとした。


ということらしい…
「大規模な消費者被害で勧誘者の賠償責任を認めた判決は聞いたことがない」と原告代理人が言うというところがなんとも…^^;

「円天」のエル・アンド・ジーは波和二だったよね

安愚楽牧場の元従業員も、「行き詰まると分かっていた」かもね…?


もうひとつ今日見たもの…

■日刊サイゾー

1,000億円詐欺「法の華」福永法源元代表の出所で“広告塔”板東英二が再びタレント生命の危機に

2015年2月1日 09時00分 (2015年2月3日 17時00分 更新)

(前略)
 一方、詐欺罪で逮捕・起訴された福永氏は、否認を続けたために判決確定が長引いて、08年に懲役12年の実刑判決が確定。栃木県の黒羽刑務所に服役したが、昨年、秘かに出所していたことが、今年になって明らかになった。なぜ、12年の懲役にもかかわらず、半分の刑期で出所したのか?

 判決が出るまでの未決拘留日数が差し引かれ、また真面目な刑務所暮らしが認められ、刑期が短縮されたからだという。

 それにしても、福永氏が集めた1,000億円の大半がどこに消えたのかは、いまだに謎だ。それだけに、福永氏の出所をきっかけに、この金の行方をめぐって事件が蒸し返されている。そんな中で、“福永マネー”に群がった板東の名前が挙がるのは時間の問題。福永氏も口を開くかもしれない。板東のタレント活動は、さらに窮地に追い込まれそうだ。
(文=本多圭)


「最高ですか~」の「法の華三法行」は福永法源ですね


三ヶ尻は預託法違反でたったの2年6ヶ月の実刑なので、もっとサッサと出所してきたらどうしてくれよう、、、(ーー;)

お金をしっかりどこかに隠し持っていたら、少しくらいの服役を我慢さえすれば、ウハウハじゃんね~、、、
やっぱり、詐欺師は楽な商売ではないかしらん(@_@;)

ボケ尻久美子の場合、詐欺罪にもなっていないのだ、、、

これって、本当に、おかしくないか??
このままでいいわけがない !!!


追記(2015年3月31日)
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版 に記事あり

2015.03.31
詐欺で懲役12年の実刑判決を受けた「最高ですか?」「足裏診断商法」の「福永法源こと福永輝義」が4月5日に表舞台に復帰するつもりのようです。

続きを読む

終わっていない詐欺事件『詐欺の黒幕 近未来通信 石井優』

数日前に下書きしておいた日記です

何を調べていたのか自分でも忘れた…^^;
YouTubeで何か見てたら、それがあったのかな?それとも検索?

近未來通信事件という詐欺事件のことも、このブログの中に記録してはいます
カテゴリ→「 近年の詐欺的大型消費者被害
あぐら物語日記内検索→「近未來通信

安愚楽牧場事件の被害対策弁護団長である紀藤正樹弁護士が弁護団長を務められていることも知っています
元近未來通信の社長石井優という人が、海外逃亡したということも…
弁護団では懸賞金をかけて行方を捜しています

私は、安愚楽牧場のことで頭が一杯で、現在のことを調べていないし、もちろん被害者さんがどうされているのかも知らなくて、これまでの詐欺事件は過去に近いもののように感じてました
でも、最近の事件についてはまだまだ終わってはいないのだということも感じています

裁判が終わっても当事者、被害者にとって、心の中では終わらない人も多いかと思います


■弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版はこちら
 ↓↓↓
2006-11 近未来通信事件

■近未来通信被害対策弁護団のサイトはこちら
 ↓↓↓
近未来通信被害対策弁護団


見つけた時、ああ、一年前UPされた動画なんだぁ…と思って記録しておきました
破産の2006年12月からだと7年3ヵ月後の投稿です




詐欺の黒幕 近未来通信 石井優
中島義光

2014/03/25 に公開

IP通信電話サーバー投資家を募集し詐欺行為を行った、元近未来通信の社長石井優のプ­ロモーションビデオです。
※今は中国へ逃亡中との話......。


金持って海外逃亡した悪いやつの逃げ得は許せません

思い出しました
現在、預託法違反で収監中の安愚楽牧場元役員 大石勝也は破綻後 海外に行ってましたよね
何してたんでしょう?



ところで・・・
エル・アンド・ジーや法の華三法行のことを最近の3月30日に書きました
(詐欺で懲役12年の実刑判決を受けた「最高ですか?」「足裏診断商法」の「福永法源こと福永輝義」が出所という話)
 ↓↓↓
「円天」詐欺3億賠償命令(産経ニュース 2015年3月30日)

被害者には終わっていないことも多いかと思われます

今後、これまで取り上げた日記を、少しずつ「 近年の詐欺的大型消費者被害」カテゴリの項目としてすぐ見られるように分けていこうと思っています
プロフィール

roko1107

Author:roko1107
安愚楽牧場にひっかかった者です
あれから人生変わりました
あくまで私個人の日記です
あくな人はイヤよん (^o^)

❤記事にイチャモンのある方へ❤
公開コメントで書いてきてネ^^
間違ってたら訂正するyo^^
削除依頼は運営会社を通してくれたら対応するお^^

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